日々の生活費がじわじわと上がっている中、
「節約しながら投資を楽しみたい」
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、株主優待制度です。
企業によっては、株を持っているだけで
「お食事券」や「日用品の詰め合わせ」、
「カタログギフト」などがもらえるんです。

投資初心者の方にとっても、
“お金を増やす”以外の楽しみ方としてぴったりです。
今回は、私たちINVESTORS PROJECTが選んだ
生活に役立つおすすめ株主優待銘柄ベスト7を
ランキング形式でご紹介します。
このランキングは、私たちの視点で作成したものです。
あくまで参考の一つとして、あなた自身の生活に合わせて取り入れてくださいね。
1. 株主優待とは?初心者にもわかりやすく解説

株主優待とは、企業が株主に向けて
「応援ありがとう」という気持ちをこめて贈る
“プレゼント”のようなものです。
【株主優待の例】
- 自社店舗で使える食事券や買い物券
- カタログギフトやお菓子セット
- クオカードや電子マネー
- 飲料・日用品の詰め合わせ
特に最近では、節約につながる優待に注目が集まっています。
株主優待をもらうには、
「権利確定日」と呼ばれる特定の日に
株を持っていることが条件です。
たとえば3月末が権利確定日の場合、
その2営業日前(権利付き最終日)までに
株を買っていればOKです。
優待をもらうには、いつ買えばいいかを確認しておきましょう。
2. 株主優待ランキング|生活に役立つおすすめ7選
2025年現在、
今から新規で取得できる優待銘柄の中から、
生活に役立ちやすく、
投資初心者にも人気の高いものを厳選しました。
株主優待を受けてみたいと思っている方は、
ぜひ今回のランキングを参考にしてみてください!
第1位:イオン(買い物金額の最大3%が戻ってくるカード)

全国のイオン系列店舗で使える
「オーナーズカード」が魅力的です。
お買い物代金に対して、
最大3%のキャッシュバックが受けられるため、
家計の節約に直結しやすい優待です。
また、株主専用ラウンジの利用や割引特典もあり、
長期保有者にもうれしい優遇がそろっています。
生活に直結する「日常使い系優待」の代表格です。
第2位:KDDI(選べるグルメのカタログギフト)

通信大手KDDIの優待は、
カタログギフト形式で毎年人気です。
3,000円相当〜の全国特産品から選べるのが特徴で、
保有年数が長くなると内容が豪華になるのも魅力です。
「食べて楽しい・選んで楽しい」優待は、毎年の楽しみにもなりますね。
第3位:すかいらーくHD(ガストなどで使える食事券)

ガスト・バーミヤン・ジョナサンなど、
全国に展開する飲食チェーンで使える
食事優待カードが届きます。
電子カード形式で管理もラクになり、
家族でのお食事や外出時にとても重宝します。
第4位:日本マクドナルドHD(マックの無料引換券)

言わずと知れたマクドナルドの優待は、
バーガー・サイドメニュー・ドリンクの
無料引換券がセットでもらえる形です。
特にお子さんがいる家庭や、
週末の軽食に重宝されており、
受け取りを楽しみにしている
株主も多い人気優待です。
株価がやや高めなので、初心者の方は少額購入できる証券口座の活用がおすすめです。
第5位:味の素(調味料などの食品セット)

保有年数に応じて、
自社製品の詰め合わせをもらえる優待です。
カレーの素やドレッシングなど、
普段使いしやすい食品が届くので、
節約しながら食生活を豊かにできます。
長期保有で豪華になるため、
じっくり投資したい方にぴったりです。
第6位:日清食品HD(カップ麺などのお楽しみセット)

こちらも食品系優待の定番です。
カップヌードルやお菓子など、
人気商品が詰まったセットが届きます。
また、寄付との選択制になっているため、
「必要ない方は社会貢献にも使える」
というバランス感覚も◎。
“楽しみ”と“やさしさ”を兼ね備えたちょっとユニークな優待です。
第7位:ANAホールディングス(国内線が割引になる搭乗券)

航空系の代表銘柄です。
ANAの株主になると、
国内線の割引運賃(50%OFF)チケットや、
空港・ホテルでの
割引特典付き施設利用券などがもらえます。
旅行や帰省の予定がある方にとっては、
使えばすぐに元が取れる優待となるケースも。
3. 優待投資を始める前に知っておきたい注意点
株主優待って、いいことばかり?
…と思うかもしれませんが、
注意しておきたいポイントもあります。
まず、株主優待は“おまけ”的な存在です。
投資対象はあくまで「企業」なので、
株価が下がれば資産が減るリスクがあります。
さらに、優待制度は企業の都合で変更や廃止される可能性があります。
たとえば、人気だったオリックスの優待も、
2024年3月末で廃止されました。
今から買っても優待はもらえないケースがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
楽しみながら投資ができる 生活必要なものなどがお得に手に入る | 資産が減るリスクがある 優待制度の変更や廃止がある |
とはいえ安心してください。
もし「優待+配当」の両方がある企業を選べば、
長期的に安定した資産形成ができます。
企業のIR(公式サイト)や証券会社の情報を確認することが大事です。
4. 株主優待を最大限活かす3つのコツ
せっかく優待をもらうなら、
より生活に活かせる形で利用したいですよね。
以下のコツを意識すると、よりお得に楽しめます。
コツ①:長期保有でお得感アップ!

多くの企業では、
保有年数が長くなるほど
内容が良くなる優待制度を採用しています。
たとえば、
KDDI:年数に応じてカタログ内容アップ
味の素:長期保有で詰め合わせ内容が豪華に
などのように、
長く持つほど優待でもらえるものが豪華になります。
コツ②:生活スタイルに合った優待を選ぶ

外食が多い方には「食事券系」が便利、
日常的に使いやすいのは「食品や買い物券系」です。
自分の生活に役立つ優待を基準に選ぶのが成功の秘訣です。
たとえば最近では、
イオンのキャッシュバック優待が人気で、
食費や生活費の節約にもつながります。
コツ③:優待+高配当の銘柄を狙う

優待だけでなく、
配当金(企業からの利益の一部)もある銘柄は
「使ってもよし、資産として持ってもよし」の
一石二鳥感があります。
たとえば、
KDDI、すかいらーくHD、日清食品HDなどは
配当も比較的高く、
利益と優待、両方が期待できます。
5. はじめての優待投資|証券口座と購入の流れをやさしく解説
株主優待に興味はあるけど、どう始めたらいいか分からない
そんな方のために、
ここでは株式優待を受けるためのステップをお伝えします。
ステップ①:証券口座を開設する

まずは、株を買うための口座を持つことから始めます。
初心者の方には「SBI証券」「楽天証券」などの
操作がシンプルで分かりやすいネット証券がおすすめです。
ステップ②:欲しい優待を探す

口座を作ったら、
次は「どんな優待があるのか」を探してみましょう。
証券会社のアプリや公式サイト、
優待情報のまとめサイトなどで、
欲しい優待や自分の生活に合った特典を
見つけることができます。
たとえば、「外食が多いなら食事券」
「日用品を節約したいなら商品詰め合わせ」など、
ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
ステップ③:株を買って権利を取る

気になる優待が見つかったら、
その企業の株を「権利確定日」までに購入して保有します。
これにより、株主として優待を受け取る資格が得られます。
あとは特別な手続きなしに、
企業から自動的に優待が届く仕組みです。
少額から始められる銘柄も多いので、
無理のない範囲でスタート可能です。
まとめ|“楽しみながら投資”を始めよう
いかがでしたか?
株主優待は、
生活にうれしい特典+投資の楽しみの
両方を提供してくれます。
「自分が本当に使いたい」
「もらってうれしい」と感じる優待を選び、
無理せずに少額から始めるのがポイントです。
優待や配当が揃った企業を長期で持つことで、
使って楽しい・持って安心の資産形成につながっていきます。
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