【1/30】欧州トレーダーYの最新マーケット分析

本レポートでは ドル円(USD/JPY)ビットコイン(BTC/USD) を中心に取り上げます。為替と暗号資産という異なるマーケットを同時に追うことで、資金の流れや投資家心理を多面的に把握し、来週に向けた展望を考えるためのヒントをチャートとファンダメンタルズの両面から整理していきます!

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この記事を読むことで、相場の流れを短時間で把握し、トレード判断に直結する実践的なヒントを得られます。

・ドル円 / ビットコインの最新チャート動向
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システムでは自動で運用してくれるため、投資家自身が売買判断をする必要はありません。
ですが、「なぜ今週は利益が出たのか/損失が出たのか」を理解できると、安心感が大きく変わります。

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目次

USD/JPY ドル円相場

USD/JPY (ドル円 相場) – 週足 –

チャート分析

ドル円は週足で上昇トレンドを維持してきたが、直近は159円台の上値を試した後に反落し、足もとは153円台半ばへ押し戻されている。

159円台は過去高値帯と重なり、週足ベースで戻り売りが出やすい供給ゾーンとして機能している。

下値では、4月安値以降の上昇トレンドラインが153円台前半まで切り上がっており、現水準は同ライン上での攻防。

終値ベースで153円台を割り込むと、151〜152円のサポート帯、さらに147〜148円台まで調整余地が広がりやすい。

上値はまず155円台前半の回復が焦点で、切り返しても157〜159円のレジスタンス帯が再び重石となる。

週足は高値圏の調整局面に入りつつあり、153円台を維持して反発へ戻せるかが当面の分岐点となる。

USD/JPY (ドル円 相場) – 4h –

チャート分析

ドル円は159円台の戻り高値を付けた後に急落し、4時間足では上昇基調が崩れて短期の下落トレンドへ移行。

下げは一本の大陰線で進み、直前までの高値圏レンジを下方へ「真空地帯」的に抜けた格好で、当面は反発局面でも戻り売りが入りやすい地合いとなっている。

下落局面では、157.5〜158.0円のレンジ下限を一気に割り込み、154円台前半のサポートも崩れて値位置が切り下がった。

足もとは152円台後半でいったん下げ止まり、現在は152.5〜154.3円のボックス内で持ち合い。

急落後の戻りも154円台で失速しており、上値を切り下げながらの推移が続くため、値固めが進むか、戻りの弱さから再び下方向へ走るかが今週の焦点となる。

上方向は、まず154円台前半がレジサポ転換帯。ここを回復できない限り、反発は自律反発の域にとどまりやすい。

一方で154円台へ乗せて終値で定着できれば、155円台半ばまでのショートカバー余地が広がる。

ただし、157円台後半〜159円台は供給が厚く、戻り局面でも上値は段階的に重くなりやすい。

上値の焦点

154.0〜154.4円:直近の戻り上限かつレジサポ転換帯。回復・定着で下げ止まりシグナル、失速なら戻り売り再開。
155.5〜155.8円:急落後の戻り売りが集まりやすい分岐。上抜けで短期センチメント改善。
157.5〜158.0円:崩れた主要サポート。ここを超えられない場合、下落トレンド継続の見方が優勢。
158.8〜159.3円:戻り高値圏の供給帯。到達時は利益確定と再売りが交錯しやすい。

下値の焦点

153.0〜153.3円:足もとのレンジ中核。割り込むと152円台後半の再テストが早まりやすい。
152.4〜152.7円:直近安値帯。割り込むとストップを巻き込みやすく、151円台後半までの下押し余地。
151.7〜152.0円:次の防衛ライン。ここを切ると戻り局面でも売りが優勢となり、150円台後半まで下値余地が広がりやすい。
150.8〜151.2円:中期の押し目候補。到達時は自律反発も入りやすいが、割れれば下落の時間軸が延びやすい。

ファンダメンタルズ

米FOMC(1月)は政策金利を3.50〜3.75%で据え置き、追加調整は「入ってくるデータとリスクバランス」を見極める方針を継続した。

声明は不確実性の高さと、インフレがなお「やや高い」状況を強調し、雇用は伸びが鈍いものの失速には至っていない。

次の見通し更新は3月会合で、そこまでの指標が利下げ再開時期の織り込みを左右しやすい。

ドル円は金利差が支えとなりやすい一方、指標サプライズに対する反応は大きくなりやすい局面だ。

また、FRB議長人事を巡る報道が浮上し、中央銀行の独立性や政策運営への思惑が金利とドルの短期変動要因になり得る。政策の方向感が見えにくい局面では、米金利の変動がそのままドル円のトリガーになりやすい。

日本では、日銀が1月の展望レポートで、足もとのコアCPIは2%台半ばながら、政府の物価対策や食品要因の剥落で「年央にかけて2%を下回る可能性」を示唆。

他方、賃金と物価の相互作用が続くなら、政策金利を引き上げつつ緩和度合いを調整していく姿勢を明確化した。

円安が長期化するほど、賃金・消費関連指標が利上げ時期の織り込みを左右しやすい。次回会合は3月で、当面は発言とデータが中心材料となる。

当面の分岐は、米雇用とインフレが利下げ確度をどう動かすか。日本側は賃金と家計データが追加利上げペースの手掛かりとなる。

足もとは高値圏からの調整が進んだため、弱い米指標が重なると円のショートカバーが出やすく、逆に米指標の上振れで金利が反発すればドル円も戻りを試しやすい。特に週後半はボラティリティが上振れしやすい。

来週以降の注目イベント

2月2日(月) 米ISM製造業、日銀「主な意見」(1月会合)
2月3日(火) 米JOLTS求人(12月)
2月4日(水) 米ISM非製造業
2月6日(金) 米雇用統計(1月)、米ミシガン消費者信頼感(2月・速報)
2月11日(水) 米CPI(1月)


BTC/USD ビットコイン相場

BTC/USD (ビットコイン 相場) – 週足 –

チャート分析

週足では、2024年後半以降の上昇チャネル内で高値・安値を切り上げてきたが、直近は天井圏(120K台)での伸び悩みから失速し、11月の急落で100K台を明確に割り込んだ。

足もとは82K台まで下押ししており、週足の戻り局面で形成していた90K台前半の持ち合いを下方ブレイクした格好だ。

下落は実体の大きい陰線が連続し、モメンタムは調整方向が優勢。現水準は、上昇チャネル下限と重なる80〜83Kのサポート帯に接近しており、ここを維持できるかが当面の分岐点となる。

上値は、まず92〜95Kが直近の戻り売りゾーン。ここを回復しても97〜100K、さらに107K近辺の供給帯が控え、週足ベースでは段階的に上値が重くなりやすい。

100K台へ復帰して終値で定着できれば、ショートカバーを伴う反発余地が広がる一方、戻りが失速する場合は下落トレンド継続のシグナルになりやすい。

下値は80Kが心理的節目で、割り込むと75K台、次いで70K近辺まで調整余地が広がる。逆に80K台で下ヒゲを伴う反発が続けば、いったん90K台への戻り余地は残るが、中期トレンドの再安定には95K超えの回復が必要となる。

BTC/USD (ビットコイン 相場) – 4h-

チャート分析

BTC/USDは、95K台での戻りを天井に急落し、90Kの持ち合いを下抜けた後も下げ止まらず、86K台のサポートを割り込んで下落が加速。

足もとは82K台まで急伸しており、4時間足では明確に「戻り売り優勢」の短期下落トレンドに移行している。

直近の下げは、88.5〜90Kに走っていた上昇トレンドラインを割り込んだことで需給が反転し、サポートの連鎖崩れを伴った形。急落後の戻りも弱く、下落局面で形成された戻り高値を超えられない限り、反発は自律反発の域にとどまりやすい。

当面の焦点は、84K近辺(直前の下値メド)を早期に回復できるか。回復できれば86K台までのショートカバー余地が出る一方、84Kに戻り切れずに上値が重い場合は、80K割れを試す展開を警戒したい。

上値の焦点

84.0〜84.5K:直近の割れ水準。レジサポ転換帯として戻り売りが出やすいが、回復・定着できれば下げ止まり感が出やすい。
85.8〜86.2K:直近サポート崩れの節目。ここを上抜けると短期リバウンドが一段進みやすい。
88.5〜90.0K:下落開始前の主要レンジ。戻り売りの厚いゾーンで、回復できない限り下向きバイアスは残りやすい。
94.0〜95.0K:中期の分岐となる戻り高値帯。到達時は利確と戻り売りが集中しやすい。

下値の焦点

82.0〜81.5K:足もとの攻防ライン。割り込むとストップを巻き込みやすく、下げのスピードが上がりやすい。
80.0K:心理的節目。割れれば79K台への調整が視野に入る。
78.0〜79.0K:次の支持候補。ここで下げ止まれない場合、反発局面でも戻り売りが優勢になりやすい。
75K台:調整拡大時の次のターゲット。到達時は自律反発も入りやすいが、割れれば下落の時間軸が延びやすい。

ファンダメンタルズ

BTCは年初の戻りが鈍化し、足もとはリスク許容度の低下が優勢。

FOMCは政策金利を3.50〜3.75%で据え置き、不確実性が高いとの認識を維持したため、米金利の上下が暗号資産の短期ドライバーになりやすい。

フロー面では、CoinSharesの週次データでデジタル資産投資商品が約17.3億ドル流出、ビットコインも約10.9億ドル流出と、押し目買いの厚みは限定的。反発局面では現物ETFを含む資金回帰が確認できるかが焦点となる。

デリバティブはCME先物(1月限)の建玉が約1万枚水準とされ、急落後もヘッジ需要が残る一方、過度なレバレッジの積み上がりは一巡しつつある。

来週は米雇用統計とCPI、米財務省の四半期定例入札関連公表が重なり、金利変動がボラティリティを押し上げやすい。指標が弱く金利低下が進めばショートカバー余地、逆に金利再上昇なら戻り売り優位が続きやすい。


VIX 恐怖指数

VIX (恐怖指数 相場) – 日足 –

値が高い → 投資家がリスクを強く警戒している状態。

値が低い → 市場が安定、投資家が安心している状態。

※チャート上に目安のラインを引いてあります。

VIXは16台後半で推移し、全体としては落ち着いた水準を維持している。直近は一時的に20近辺まで上振れる場面があったものの定着せず、警戒感は「やや不安定」止まりで、パニック局面(30超)には至っていない。

US10Y 米10年債利回り相場

US10Y ( 米10年債利回り相場) – 日足 –

通常、米10年債利回りはドル相場と連動しやすい。

米10年債利回りは4.27%前後まで持ち直し、昨年から続く下降トレンドラインに再び接近している。

直近は4.30%台で上値を抑えられた後、4.2%台半ばでの押し目形成に移行しており、上昇トレンドラインと下降トレンドラインに挟まれた三角持ち合いが続く構図だ。

下値は4.00〜4.07%が主要サポート帯で、昨秋以降の押し目が集中してきたゾーン。

ここを維持できる限りは、金利の下げ渋りを伴う「レンジ内の切り返し」が優勢となりやすい。一方、割り込む場合は3.95%近辺までの調整余地が広がる。

上方向は4.30%近辺が目先の分岐で、終値ベースで定着できれば4.40%台への上値余地が意識される反面、再び跳ね返されると4.15%近辺までの押し戻しが視野に入る。

ベースシナリオは4.0〜4.4%レンジ継続で、ブレイクの方向は米指標と金融政策期待の振れに左右されやすい局面となっている。

まとめ

全体まとめ

USD/JPY ドル円
ドル円は159円台で頭打ちとなった後、4時間足では急落を経て152円台後半〜154円台前半の戻りを試す局面。

週足では上昇トレンドライン近辺での攻防となっており、153円台を維持して切り返せるかが焦点。

上値は154円台前半の回復が第一関門で、戻しても157円台後半〜159円台は供給が厚い。下値は152円台後半を割ると151円台後半方向まで調整余地が広がりやすい。

BTC/USD ビットコイン
BTCは週足で90K台の持ち合いを下方ブレイクし、80K台前半まで下押し。

4時間足でも86K割れを起点に下落が加速しており、戻り局面でも84K台の回復・定着ができない限りは戻り売り優勢が続きやすい。

上値は92〜95Kが戻り売りゾーンで、再び100K台へ復帰するには段階的なレジスタンス突破が必要。下値は82K前後の攻防が続き、割り込むと80K割れを試す展開を警戒。

その他(VIX/金利)
VIXは16台後半で落ち着いた水準を維持し、短期の上振れも20近辺で一巡しており、警戒感は限定的。

米10年債利回りは4.27%前後まで持ち直し、下降トレンドラインに接近しつつも4.0〜4.4%レンジの色彩が濃い。

金利が4.30%近辺を明確に上抜けるか、反落して4.15%近辺へ押し戻されるかが、ドル円とリスク資産の短期ムードを左右しやすい。


↓下にミニ用語辞典を用意しました!ご参考までに!!

それではまた来週!

ミニ用語辞典

  • FOMC:米国の中央銀行会合。政策金利(お金の値段)を決める場。
  • CPI:消費者物価指数。物価の上がり下がり=インフレ度合いを示す指標。
  • 米雇用統計(NFP):米国の働く人の増減などを発表。景気の“体温計”。
  • 利下げ観測:市場が「金利を下げそう」と見込むこと。金利が下がるとドルは弱くなりやすい。
  • 政策金利:中央銀行が決める基準金利。世の中の金利の“起点”。
  • bp(ベーシスポイント):金利の最小単位。1bp=0.01%(25bp=0.25%)。
  • 米債利回り:米国債の利回り。将来の金利見通しの“合成値”で、ドルの強弱に影響。
  • 声明:FOMC後に出る公式文。景気やインフレへの見方が端的に書かれる。
  • フォワードガイダンス:中央銀行が「今後はこう動くかも」と事前にヒントを出すこと。
  • レートパス:これからの政策金利がどう推移しそうかという道筋。
  • ETF(現物ETF):株のように売買できる投資信託。現物ETFは実物のビットコインを裏で保有。
  • ETFフロー:ETFに入った/出たお金の流れ(流入=買い超、流出=売り超の目安)。
  • デジタル資産ファンド:暗号資産に投資するファンド全般。週次の資金の出入りが参考材料。
  • 流入/流出:資金が入る/出ること。価格の追い風/向かい風になりやすい。
  • レンジ(保ち合い):価格が上下に挟まれて往復する状態。
  • レジスタンス(抵抗帯):上がりにくい天井ゾーン。売りが出やすい価格帯。
  • サポート(支持帯):下がりにくい床ゾーン。買いが出やすい価格帯。
  • 押し目:上昇トレンド中の一時的な下げ。買い直しポイントになりやすい。
  • 上目線/下目線:相場の基本想定。上目線=上がりやすい想定/下目線=下がりやすい想定
  • 逆張り:レンジの端(高値・安値)で反対方向に仕掛ける手法。
  • ボラティリティ:価格の振れ幅の大きさ。大きいほど短時間で値が動く。
  • VIX(恐怖指数):米株のボラティリティ期待を示す指数。高い=リスク回避、低い=安定しやすい。
  • US10Y:米10年国債利回りの略称。
  • モメンタム:上げ/下げの勢い。強いほどトレンド継続が意識されやすい。
  • 流動性:売買が成立しやすい度合い。流動性狩り(ストップ狩り)=ストップ注文が溜まる価格帯を一時的に突く動き。

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